| 設立年 ・・・・・ １８９２年 所有者 ・・・・・ ウイリアム・グランド＆サンズ社 発酵槽 ・・・・・ ダグラス樅×１０基 蒸留器 ・・・・・ 初留×４基 再留×４基 仕込水 ・・・・・ ロビー・デューの泉 ブレンド銘柄 ・・・・ グランツ、クランマクレガー 所有地 ・・・・・ dufftown,banffshire ℡ ０１３４０－８２００００ |
| 歴史 | グレンフィディック蒸留所の姉妹蒸留所で、１８９２年に創業。（ グレンフィディックは５年前に創業されている。もちろんウイリア ム・グラントによって建設された） |
| 立地 | スペイサイドの中でも蒸留所の多いダフタウンにある。 |
| 名前 | ダフタウンにある古城の名前で、ゲール語で「山の麓の集落」 |
| 原料 | フロアモルティングを現在でも行っている。使用している大麦は、 チャリオット種をメインにしている。一度のフロアモルティングに 使用する大麦は９トン。７～１０日で発芽は完了する。 発芽の乾燥にはスペイサイド、トミントゥール産のピートを使用。 最初の２４時間はピートのみ、次の２４時間は無煙炭で焚く。 |
| 発酵 | マッシュタンはステンレス有蓋式。一度に投入するグリストは１０ トン。糖化作業は６時間を要する。ウォッシュバックはダグラス樅 製で合計１０基。１基の容量は約５０，０００リットル。発酵時間 は６０時間。 |
| 蒸留 | ボール型が初留釜４基、再留釜が４基。容量は１４，７２９㍑。 |
| 水 | |
| 熟成 | ９割がバーボン樽、残りがシェリー樽 |
| 逸話 | ダフタウンには８つの蒸留所があり、古い順にモートラック、グレ ンフィディック、バルヴェニー、コンバルモア、ダフタウン、グレ ンダラン、ピティヴィアック、キニンヴィとなる。 ポットスティルはウイリアム・グラントのオリジナルデザイン。 |
| （祓） バルヴェニーはかなり売れている酒ではあるが、個人的にはあま り好みではない。どちらかというと、軽すぎて旨みがあるように 思えない。けれども、やわらかくシリアル系の味と、木の香りが 好きな人にはたまらないのだろう。 あまりボトラー流れはないが、ケイデンヘッドなどでも、あまり 個性という面は出ていないように思える。 |