| 設立年 ・・・・・ １８２５年 所有者 ・・・・・ ニッカウヰスキー社 発酵槽 ・・・・・ ステンレス×６基 蒸留器 ・・・・・ 初留×２基 再留×２基 仕込水 ・・・・・ オルト・ナ・ｳﾞｰﾘﾝ ブレンド銘柄 ・・・・ ベンネヴィス、ロングジョン 所有地 ・・・・・ eort,silliam,inverness-shire ℡ ０１３９７－７０２４７６ |
| 歴史 | １８２５年、ロング・ジョンことジョン・マクドナルドが創業。 １９２０年代、シーガー・エヴァンス社がオーナーとなった。 １９４４年、ジョセフ・ホッブスが買収。 １９８１年、ホッブスの死後、ビール会社の最王手、ウィットブレ ッド社がオーナーとなる。 １９８３年操業停止。 １９８９年、ニッカウヰスキーが買収。１９９０年９月より蒸留が 再開された。 |
| 立地 | フォート・ウィリアム地区。 |
| 名前 | 同市の背後にそびえる山の名前（イギリス最高峰で標高は１，３４ ４メートルである）。ベンは「山」、ネヴィスは「水」を意味する |
| 原料 | |
| 発酵 | |
| 蒸留 | ストレートヘッド型で初留、再留あわせて４基 |
| 水 | ベン・ネヴィス山の山頂近くにある湖から流れる「オルト・ナ・ヴ ーリン（水車の小川）」の水を利用している。 |
| 熟成 | |
| 逸話 | ●ジョンは身長１９３ｃｍの大男で、アーガイル地方の長、マクド ナルド家のチーフテン（氏族の長）の末裔であった。そのためロン グジョンと呼ばれた。この愛称はブレンデッドウイスキーの名前と なり、現在も使用されている。 ●ホッブスはアメリカ禁酒法時代にカナダでウイスキー製造を行い 巨万の富を得たが、その後事業に失敗し、スコットランドに戻って からはいくつかの蒸留所のオーナーとなった。一時、隣のグレン・ ロッキーを含めて３つの蒸留所を所有していうたが、それらを売却 してベン・ネヴィスとロッホサイド蒸留所を買収した。 ●ホッブスは連続式蒸留器もそなえ、モルトとグレーンを同時に生 産できるようにしたが、この試みは必ずしも成功したとは言えず、 その後パテントスティル（連続式蒸留器）は取り外された。 |
| （祓） オフィシャルはどちらかというとスィートな印象をうけるが、あ まり個性的には感じない。どちらかというと無難にはずれを引か ないようにするためにチョイスする酒という感じをうけなくもな い。 ボトラー流れはあまり多くないように思えるが、これからニッカ がどのように変化させていくのか期待はしたい。 |