GLEN GRANT
(グレン・グラント)

設立年    ・・・・・  1840年
所有者    ・・・・・  シーバス・ブラザース社
発酵槽    ・・・・・  オレゴン松×10基
蒸留器    ・・・・・  初留×4基 再留×4基
仕込水    ・・・・・  グレングラント川
ブレンド銘柄 ・・・・   シーバス・リーガル、クィーンアン、
               サムシングスペシャル、100パイパーズ
所有地    ・・・・・   Rothes,Morayshire
               п@01542−783318

歴史 1840年 グラント兄弟が創業
1952年 グレンリヴェットと合併
1972年 ロングモーンもグループへ
1977年 カナダのシーグラム社に買収
現在はシーバス・ブラザーズ社の系列
                              
立地 スペイ川の下流にあるローゼス
名前
原料
発酵
蒸留 ボール型とストゥーパ(仏舎利塔)とでも呼ぶような変形タイプ。
直火焚きで、全てに精留塔がつけられている
蒸留所の背後を流れるグレングラント川の水
熟成
逸話 ●イタリアでの消費が多く、5年物はシェア70%
●ジェームスはエルギンの法律家、政治家で、ジョンは穀物商の傍
らアベラワー蒸留所にて蒸留技術を学んだ
●仕込み水は、別名ブラック・バーン(黒い小川)と呼ばれ、濃い
水である。
(祓) グレングラントはあっさり目の酒だと言える。しかし、それは5年や
    10年といった若いタイプの物に対してであり、年数が上の物になっ
    てくると樽香の強いものが多い。若くでもスモーキーさは強く、さも
    すると後半に妙に燻したようなイメージがついてまわる。 
    ボトラーズ物に関しても樽香をつけている物が多く、味は濃い目であ
    る。あっさり目の酒であるから余計にそのような味付けができるので
    あろう。ボトラーズが悪いわけではないが、一度はオフィシャルの長
    期熟成を試してみないことには、この蒸留所の良さは判り難いような
    気がする。

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