| 設立年 ・・・・・ １８１６年 所有者 ・・・・・ ＵＤＶ社 発酵槽 ・・・・・ スコットランド産カラ松×１０基 蒸留器 ・・・・・ 初留×２基 再留×２基 仕込水 ・・・・・ ソラン湖の湧き水 ブレンド銘柄 ・・・・ ホワイトホース、ジョニーウォーカー 所有地 ・・・・・ port ellen, lslay,argyll ℡ ０１496-302730 |
| 歴史 | １８１６年 創業 |
| 立地 | アイラ島の玄関口、ポートエレン港から海岸沿いに４キロ東に位置 する。 |
| 名前 | ゲール語で「水車小屋のあるくぼ地」 ラグ（ＬＡＧ Ｇ）は「くぼ地、小さな谷間」ヴァーリン（ｖｕｌｉｎ）は「水車 小屋」の意味である。ピート層に覆われた湿地のことで、日本でい う谷地にあたる。 |
| 原料 | |
| 発酵 | ステンレス有蓋式。一度に投入するグリストは４トン。ウォッシュ バックはスコットランド産カラ松製で合計１０基。一基の容量は約 ２２０００リットルとアイラの蒸留所の中ではもっとも小さい。 |
| 蒸留 | タマネギ型のストレートヘッドで、初留・再留釜合計４基 |
| 水 | 背後の丘の上にあるソラン湖の湧き水 |
| 熟成 | |
| 逸話 | ●入り口にはホワイトホースの看板が大きく掲げられている。ちな みにホワイトホースとはブレンデッドスコッチで同社を率いたピー ター・マッキーがウイスキー造りを学んだのはラガヴァーリンであ る。それもあってか、現在でもホワイトホースにはラガーヴァリン の原酒が使用されている。 ●ボトルのラベルにいわく「歳月は情熱の炎を消し去り、ぬくもり に変える」アイラの島民は「ケルトの神に捧げられたゲール語の賛 歌」と形容する。 |
| （祓） 私が１番はじめにはまったモルト・ウイスキーである。強烈な個性を 放ちながらも、奥にある柔らかい水質が何ともいえない。単純に刺激 があるだけなら他の酒を飲めば良いが、緩やかにアイラを楽しみたい ならば１番のように思える。 一時は１６年という年数にこだわりを見せていたが、最近では１２年 物の他に２５年などもリリースしている。ちなみに２００３年後半よ り酒が足りなくなり、１６年は約２年間くらいボトリングはされない とも言われている。ボトラーズ物はオフィシャルよりも柔らかいもの が多く、アイラ嫌いな人を虜にしてしまう場合もある。しかしＳＶ社 のラガヴァーリンはカスクストレングスで強烈な個性を秘めている。 |