PITTYVAICH
(ピティヴェアック)

設立年    ・・・・・  1975年
所有者    ・・・・・  UDV社
発酵槽    ・・・・・  ステンレス
蒸留器    ・・・・・  初留×2基 再留×2基
仕込水    ・・・・・  バリーモアとコンバリーズの泉
ブレンド銘柄 ・・・・   ベル
所有地    ・・・・・  dufftown,banffshire
               п@−

歴史 1975年 アーサー・ベル&サンズ社によって建築
1993年 操業停止
立地 敷地はダラン川に沿った高台にあり、近くには有名なモートラック協会がある
名前 現在ピクト語起源のものとしてわかっているものは
頭にピット(pit−)のつく地名くらいで、これは「ピクト族の集落」を意
味する。ピティヴィアックのpittyはゲール語で「牛小屋」のこと。蒸留
所のあるダラン川一帯には、謎だらけの民族ピクト族の一大集落があったのだ
ろうか。
原料
発酵
蒸留 ストレートヘッド型 初留、再留釜合計4基
バリーモアとコンバリーズの2つの泉
熟成
逸話 ●ダフタウン蒸留所の拡張プログラムのひとつとして建設された。
1991年からUD社の
花と動物シリーズのひとつとして、12年物が出回るようになった。ラベルに
かかれているのはハイランドの森に棲息するロー・ディアー(ノロジカ)であ
る。知名度は低く、めったにお目にかかる酒ではないが、見かけたら一度はト
ライしてみて欲しい。

(祓)   ピティビアックはオフィシャル商品でも十分に美味しい。シェリ
      −樽の良さと共に、フルーティーさを味わえる。多分樽からきて
      いるスパイシーさもなかなかのものである。
      また、キングスバリーのケルティックなどは綺麗にオフィシャル
      を良質の樽で覆った感覚があり、樽香の好きな方にはたまらない
      であろう。
      他にもケイデンヘッドなどで見かけることが多いが、良い酒に仕
      上がっていることが多い。
      知名度がないというよりも、このような酒を見つけられないモル
      ト好きのバーテンダーが少ない事が問題のようだ。

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