SPEYBURN
(スペイバーン)

設立年    ・・・・・  1897年
所有者    ・・・・・  インバーハウス社
発酵槽    ・・・・・  カラ松×6基 
蒸留器    ・・・・・  初留×1基 再留×1基
仕込水    ・・・・・  グランディ川
ブレンド銘柄 ・・・・   インバーハウス、キングジョージ4世
所有地    ・・・・・   rothes,morayshire
               п@01340−831231

歴史 1897年 ジョン・ホプキンス社の子会社により建設。
1916年 DCL社の一員となる。
1962年 参加のSMD社が操業・運営にあたる。
1991年 UD社がインバーハウス社に売却。
立地 スペイ川下流の町グレン・オブ・ローゼスの谷間。
名前
原料 ドラム式モルティングを最初に導入した蒸留所。1968年に取り
はずされている。
発酵
蒸留 ストレートヘッド型で2基。
スペイ川の支流グランティ・バーンあるいは、バーチフィールド・
バーンと呼ばれている近くを流れる小川の水を使用。
熟成
逸話 ●設計はヴィクトリア期の著名な建築家チャールズ・ドイグ。蒸留
所建設で才能を発揮し、スペイバーンは高い評価を得ている。
●もともと処刑場であったところで、迷信を信じる職人たちは夜の
勤務をいやがったという。
●1897年にヴィクトリア女王在位60周年、ダイヤモンド・ジ
ュビリーの年に建設。12月最終週で1樽だけ製造ができた。

(祓) これも蒸留所オフィシャルでも十分に美味しい酒である。入手しやす
    くコスト的にもかりな良質であるのが嬉しい。
    とにかく嫌味な部分がなく、ドライですっきりしている。樽香が少な
    いわけではないのに変な樽からでる所はない。ボトラースでも数点出
    回っており、これまた質がよい。ただ、私も味わったことがないのだ
    が、UDの花動シリーズは最高の出来であったらしい。また、ダグラ
    スバックギボンなどの10年、12年なども良質である。オフィシャ
    ルと比べるとよりすっきりしている感覚である。

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