| 設立年 ・・・・・ １７９７年 所有者 ・・・・・ 発酵槽 ・・・・・ 蒸留器 ・・・・・ 初留×２基 再留×２基 仕込水 ・・・・・ 丘の上の泉 ブレンド銘柄 ・・・・ 所有地 ・・・・・ 閉鎖 ・・・・・ １９８３年 |
| 歴史 | １８世紀後半 セバスチャン・ヘンダーソンが建設 １７９７年 アダム・ドーソンが蒸留を始めた。 １８９４年 個人経営からＡ・Ｊ・ドーソン社と法人に変更 １９１４年 ＳＭＤ（スコティッシュ・モルト・ティスティラリー ズ）の参加に…（ＳＭＤはローランドの５つのモルト 蒸留所が吸収合併してできた会社）。 １９２７年 ＳＭＤ社のもと、大規模な改修工事。 １９３０年 世界恐慌の影響で業務縮小。 １９８３年 第二次世界大戦後も細々と創業を繰り返すが閉鎖決定 |
| 立地 | |
| 名前 | ●リンリスゴーとはブリトン語で「湿地の中の湖」を意味し、町に は小さな湖と城の廃墟がある。このリンリスゴー城で生まれたのが 「悲劇の女王」といわれたメアリー女王（１５４２〜１５８７年） でスコットランド史では欠かすことのできない町でもある。 ●セント・マグディランとは、リンリスゴーの町にある古い十字架 のことでマグディラン聖人にちなんで付けられたもの。１２０近い 蒸留所の中で「聖人」を名乗っている蒸留所は、ここだけである。 |
| 原料 | |
| 発酵 | |
| 蒸留 | |
| 水 | 町の上水道をそのまま利用していたが、この水はもともと背後の 丘の上にある泉を水源とする良質の水であったという。 |
| 熟成 | |
| 逸話 | ●リンリスゴーはもともと交通の要衝で、１７世紀には麦芽製造や 製粉業で栄え、１８世紀にはビールの醸造やウイスキーの蒸留で賑 わった。１９世紀にはエジンバラとリンリスゴーを結ぶユニオン運 河や鉄道が開通し、ローランドのモルトウイスキー生産の一大中心 地となった。セント・マグディラン蒸留所はこのユニオン運河に荷 揚げ用の自社桟橋を持っており、さらに鉄道の引込線も設備してい た。 ●閉鎖後、建物は歴史的建造物の指定を受けているため外観はその ままに、高級アパートメントに改造され、一般に分譲されてしまっ た。おもしろいのはキルン塔もそのままで、窓には麦芽に課税され ていた時代の名残りともいうべき鉄格子が、はまったままになって いる。 |
| （祓） ローランドというには少しばかり個性のあるタイプに思えるが 確かに軽いというイメージを受ける。ＵＤＶ社がレアモルトと して出しているのが一般的だが、個人的にはＧ＆ＭのＣＣから 出ている落ち着いたタイプの物もなかなかであると思う。 他にも、ダグラスレインやマキュロプス・チョイスなどからも リリースされている。 |