| 設立年 ・・・・・ １８１５年 所有者 ・・・・・ ルイヴィトン・モエヘネシー社 発酵槽 ・・・・・ オレゴン松×６基 蒸留器 ・・・・・ 初留×１基 再留×１基 仕込水 ・・・・・ ウギディル湖とアイアナ湖 ブレンド銘柄 ・・・・ バランタインなど 所有地 ・・・・・ port ellen,lslay,argyll ℡ ０１４９６－３０２２４４ |
| 歴史 | １８１５年、ジョン・マクガールが創業（以前から密造はされてい たらしい）。２０世紀に入ってからはオーナーが何度となく代わっ た。 １９８０年から１９８０年１１月まで生産ストップ。その後アライ ド・ディスティラリーズ傘下にて数年蒸留をしたが、操業停止へ。 １９９７年グレンモーレンジ社が買収。 １９９９年見学客を受け入れるビジターセンターをオープン。 ２００４年ルイヴィトン・モエヘネシー・グループが買収。 |
| 立地 | アイラ島の西側あｋら数えて４つめ。 |
| 名前 | ゲール語で「小さな丘」または「小さな岬」 |
| 原料 | ピートの炊き込みは５５～６５ppm。全蒸留所の中で最も高い。 |
| 発酵 | ウオッシュバック…オレゴン松製×６基。容量は１基あたり２３， ５００リットル。 |
| 蒸留 | 初留、再留あわせて２基。ランタンヘッド型の再留釜は、アイラ島 唯一のピュアリファイヤー（精留器）が付いている。クリーン、フ ローラルな芳香が生まれるようにとの事。２０００年１０月に５０ 年以上使われた再留釜は取り替えられた。 |
| 水 | 蒸留所の北にあるウギディル湖とアイアナ湖の水 |
| 熟成 | |
| 逸話 | アイラ島の蒸留所では唯一の食事を取ることが出来る。 いずれはフロアモルティング（自家製麦）を復活させる予定。 |
| （祓） アードベッグは文中でもあるように、ピートの炊き込みとしては 最も高い数値を打ち出している。それだけにやはり香りという面 ではスモーキーさが強い。とは言っても、それは熟成をしていく 中で感じられるように思える。ＴＥＮの名で売り出されている１ ０年物は香りよりもアルコール臭さが目立ちバランスが悪く感じ られる。ここ数年のオフィシャルの商品の中では３０年はもちろ んだが、１９７５ヴィンテージが最高の出来ではなかろうか。 その後にでた７７ヴィンテージも悪くはないのだが、やはり７５ には劣る気がする。 ボトラーズではやはりマキュロプスチョイスが少々風変わりには なっているが相性は良いだろう。ゴードン＆マクファイルのコニ ッサーズチョイスはバランスという面ではかなりのレベルに達し ているだろう。また、これから注目をしたいのはダグラスレイン などであろうか…。新星ボトラーなどもアードベッグのような酒 を狙っているのであろう。 ２００４年１０月…新しく購入したベリー・ヤング（１９９８～ ０４）はかなりレベルが高いですね。現行商品のテンと比べたら 香りは豊かだし、アルコール臭も少ないので、こちらの商品の方 が断然上と思ってしまう。久しぶりにバランスの良いアードベッ グのオフィシャル商品を飲んだ気がします。普段からこんな商品 が出てくることを祈っております。 |